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フェスタ サマーミューザオープニングコンサート (2018/7/21)

1曲目は、ラプソディーインブルーのはずであるが、舞台中央には、独奏ピアノのほか、ドラムスとベースも置いてある。
序奏ののち、ピアノソロが始まると、やがてドラムとベースも加わり、しばらくはジャズセッションとなる。
こんな趣向は初めてであるが、一流ジャズメンの生演奏を楽しめるのは悪くない。
しかし、ジャズとクラシックとではリズム感が違うからであろうか、オーケストラのアンサンブルは、ジャズメンにかき回されている感じで、ときどき左右のアンサンブルがずれ、これは許容範囲を超えないかな、とひやりとする場面もあった。
どこまでがアドリブで、どこがリハーサル済みなのかは、聴いていて、さっぱり判らない。
こうしたジャズセッションはその後も数度登場し、おそらく演奏時間は、通常演奏の倍ぐらいになったのではあるまいか。

2曲目になると、管楽器を持った、雰囲気の異なる一団が後方に陣取る。
彼らがきっとジャズバンドなのだろう。
こちらはピアノソロの出番は少しだけ。
しかも、後方からはコンサートピアノも聴こえてくる。

休憩になるとピアノは運び出されてしまう。
指揮台も舞台の奥に移動され、舞台前面に空きスペースができる。
ここで何をやるのだろう、と思ったが、入場して来たのはオーケストラの面々だけ。
弦楽器は、第一バイオリンが6人、という具合に、通常編成のほぼ半分。
演奏された3曲目は、ずいぶん変な曲で、各楽器がてんでんばらばらに弾いているように聞こえる。
それでいて無調というわけでもなく、作曲者の意図はつかめない。

最後のシンフォニックダンスは、バーンスタインサウンド全開の名演。
日本のオーケストラが弾いているとは思えない、素晴らしい響きだった。
無論、このホールだからの音響である。

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2018
東京交響楽団オープニングコンサート
2018年07月21日(土)15時 ミューザ川崎
ジョナサン・ノット指揮 東京交響楽団
指揮:ジョナサン・ノット
ジャズ・トリオ(ピアノ)大西順子、(ベース)井上陽介、(ドラムス)高橋信之介
トロンボーン:中川英二郎、アルト・サックス:本田雅人ほか
ガーシュウィン  ラプソディ・イン・ブルー
リーバーマン   ジャズ・バンドと管弦楽のための協奏曲
ナンカロウ     スタディ No.1、No.7
バーンスタイン 「ウェスト・サイド・ストーリー」から シンフォニック・ダンス

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