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バルトーク/バイオリン協奏曲第2番 by 伊勢管弦楽団 (2018/5/13)

アマチュアオーケストラがバルトークの協奏曲に取り組むという、挑戦的なプログラムである。
しかも、独奏者もアマチュアである。

舞台にピアノを持ち込んでのプレトークによる楽曲解説があったが、この曲は良く解らない、ということが、良く分かった。
解説から、一部、現代音楽の作曲技法が使われていることを知ることができたのは、思いがけぬ収穫だった。

続いて、ブルックナーの解説があったが、ピアノのサンプル演奏からブルックナーの響きが聴こえてきたのには驚かされた。
ブルックナーの音楽は、オルガンから発想されている、と言われているが、だから鍵盤楽器で弾いても音楽の本質が見えるのかも、と思った。

さて、演奏である。

独奏は素晴らしかった。
演奏者が、音符を、どんな音楽として捉えたか、がはっきりと伝わってくる。
こんな音符が音楽に見える眼力には脱帽である。
技術的にも、音楽コンクールの本選でも聴いているのではあるまいか、と思うほど、終始安定していた。

独奏者のリーダーシップがこれほど明確であれば、オーケストラも音楽を作り易いであろう。
技術的には多少危い点もあったが、オーケストラもバルトークの音楽をサポートしていた。

アンコールはバッハの無伴奏。
コンクールの予選の課題曲としてのいくつかの演奏で聴いたものより、ずっと音楽的で、間違いなくバッハの響きがしていた。

伊勢管弦楽団第37回定期演奏会
2018年5月13日14時 シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢
バルトーク  ヴァイオリン協奏曲第2番 (独奏 小野瑞季)
ブルックナー 交響曲第9番 ニ短調

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