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新国立劇場 バレエ 「白鳥の湖」 (2018/5/6)

やっぱり足が向いてしまった新国立劇場の「白鳥の湖」。

序曲の途中で幕が開いてのオデットの悲劇を見せてから、宮廷の場面に移る演出からして好きである。
そして、宮廷は、長い冬を終えての春が来た喜びに満ちた舞台、衣装、振付。
第一幕の演出の完成度は、ひょっとすると世界一ではないか、と思う。
できることなら、これは、今後も変えないで欲しい。

今回の上演の一番の特徴は指揮であろう。
音楽に魂が宿り、旋律が歌う。
楽器間の旋律の受け渡しも自然で美しい。

聴き慣れたメロディーが、時たま、ぐっとテンポを落とし、ゆったりと踊らせる。
これはこれで良かった。

ハープ演奏が際立って見事なので、ひょっとして、と確認すると、オーケストラは、やはり東京交響楽団であった。
この作品が優れたハープ奏者を得ると、どれほど音楽が生きるか、を存分に味わせて貰った。

今回は、外国人ダンサーは招聘していなかったが、男性ダンサーの舞踏水準も向上して、物足りなさを感じることがなくなった。
人気演目とは言え、入口前の行列には驚いたが、初夏の晴天のもと、これだけ充実した舞台と音楽を楽しめる環境があることは、何と恵まれたことであろうか、という想いを、同行者と分かち合った。

2018年5月6日(日)14時 新国立劇場
振付 マリウス・プティパ / レフ・イワーノフ
演出・改訂振付 牧 阿佐美
指揮    アレクセイ・バクラン
管弦楽 東京交響楽団
オデット/オディール 小野絢子
王子ジークフリート    福岡雄大

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